今回の計算tipsは、
最小公倍数を暗算で求めるコツ
最小公倍数を暗算で求めるコツ
というテーマでお届けします。
まずは、計算くらぶで使っているプリントをご覧ください。
最小公倍数を求める問題が25問並んでいます。
最小公倍数を求める問題が25問並んでいます。
- 6と12
- 4と6
- 2と3
の最小公倍数は暗算でも簡単に求められますね。
- 18と27
- 12と16
- 48と60
- 36と30
など、少し大きめの数だとどうでしょうか?
連除法(すだれ算)を使っても求められますが、ここでは暗算にチャレンジしてみましょう!
① 大きい方の数を頭の中で2倍、3倍する
例1:18と27
連除法(すだれ算)を使っても求められますが、ここでは暗算にチャレンジしてみましょう!
① 大きい方の数を頭の中で2倍、3倍する
例1:18と27
27を頭の中で2倍する→54は18の倍数→最小公倍数発見!
例2:12と16
16を頭の中で2倍する→32は12の倍数ではないので× 16を頭の中で3倍する→48は12の倍数→最小公倍数発見!
27×2や16×3程度なら暗算も簡単なので取り組みやすいですね。
②10の倍数になる数を探す
片方が10の倍数の場合、最小公倍数も10の倍数になることを利用します。
例1: 48と60
48を10の倍数にするには? →1の位が8なので×5をするとよさそう →48×5=240 →240は60の倍数 →最小公倍数発見!
例2 : 36と30
36を10の倍数にするには? →1の位が6なので×5をするとよさそう →36×5=180 →180は30の倍数 →最小公倍数発見!
最小公倍数が素早く求められると、分数のたし算・ひき算も早くなります。
ぜひ練習してみてください!