真分数のたし・ひき算のメモ ~計算tips3~
こんにちは。ドリさんです。

今回の計算tipsでは、
真分数のたし・ひき算のメモ
についてお伝えします。

※ 個人的な好みが入りますので、無理に矯正しなくても良いですが、試す価値はあります!! お子様にお伝えしてみてください

まずは、計算くらぶで使っているプリントをご覧ください。

計算くらぶのプリント


さて、こちらの分数のたし・ひき算数をどう解きますでしょうか。ちょっと考えてみてください。

いかがでしたでしょうか。
メモの仕方を4種類用意しました。ご覧ください。

解き方のメモ



いかがでしょうか。どのメモに近いでしょうか。

① 途中式で丁寧に分数を書く方法
丁寧で途中式が見やすい方法です。 元の分数と途中式の分数が見やすいです。 分数のたし・ひき算の習いたてのときに、良い解き方です。
はじめはこれで慣れていきましょう。

② 元の式の分母・分子を斜線で消して通分する方法
元の分数の分母・分子を斜線で消して通分しています。 約分する際にこのように書くことが多いと思います。 そして、これは通分のときにも使うがあるお子様が多い印象です。 しかしこの書き方、記述量はそれほど少なくありません。
個人的には、二つの分数のたしひき算の場合は、③の方法をおすすめします。

③ 共通の分母の上に長ーい棒をかく
通分に慣れてきたらこちらがおすすめです。分母をかく回数が一回で、元の式と通分後の式が見やすくて見直しもしやすいからです。 視線の移動が多いので、最初はやりにくく感じるかもしれませんが、慣れますので一度お試しください。また、④の暗算をする方法にも繋がります。

④ 長ーい棒を頭の中で書いて暗算できるところは暗算する
③の方法に慣れてくると、だんだんと暗算する下地ができてきます。全て暗算しようとすると大変ですが、
暗算できそうな計算



くらいであれば、暗算できるようになってきます。
その他の計算も、少しメモをすれば解けるようになります。 
少し意識して暗算するトレーニングをしてみると案外できてしいまいます。 模試や本番で実践することはなくても、暗算する練習をしておくと、検算などで役に立ちますのでぜひ練習してみてください!

追記2023/10/02
通分の際のメモの順番
以下のように、通分の際に元の式の分母を消してしまうと、後から見にくくなります。
以下のような順番でメモをすると、後から見たメモがすっきりと見やすくなります。

メモ例2の順番
①まずは、通分後の分母を=の右側に書く。
②通分した後の分子をメモする(簡単なら飛ばして良い)。
③分子の足し算をする。

メモの順番
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